2020年4月12日日曜日

#うちで過ごそう。 私は映画

はじめて映画館で観た“洋画”は 『狼たちの午後』だったと覚えてます。
私は中学生くらいだっと思います。
まだ若かったアル・パシーノの主演。実際に起きた銀行強盗の物語です。
銀行に立てこもった銀行強盗(アル・パシーノたち)と人質達との間に
共感が生まれてしまうという ストックホルム症候群 が題材でした。

それ以来
洋画も邦画も、シリアスもコメディーも問わず
映画の〝華〟というと〝銀行強盗〟と、連想してしまう私です。
なにせ人生で絶対経験できないことですからね。(そりゃ、もちろん)

数ある 銀行強盗の名シーン。 やはり印象に残るのは2本
ひとつは
クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』
ヒース・レジャーの狂気の演技がすごい
本来クライマックスで使われる 銀行強盗シーンを冒頭に持ってきて
主人公のキャラを説明してしまう。(ダーティ・ハリーでもあったな。)



もうひうとつは、
マイケル・マン監督の『Heat』の銃撃シーンでしょう。
かつて『狼たち~』では犯人役のアル・パシーノがバタ臭い刑事役。
追われるギャングは ロバート・デ・ニーロ
立場は逆な二人が、最後に通じあうという男のドラマ。
スタイリッシュな映像美が素晴しい。舞台の建築のいくつかもカコイイ。
Leon』でデビューしたてのナタリー・ポートマンやアンジェリナ
ジェリイのお父さんなど、共演もなかなか豪華。




大林宣彦監督が亡くなられました。
『さびしんぼう』 や 『異人たちとの夏』 もよかったですが
私は『野ゆき山ゆき海べゆき』という作品が最も印象にあります。
強烈な反戦映画でした。
素晴らしい作品 ありがとうございました。