2012年7月25日水曜日

NO CONCEPT


友人がお店を開きました。

私の計画しました集合住宅作品 の
テナントさん であった おふたりです。

お店の場所は日本橋 スカイツリーもよく見える。
アンティークの小物をイメージしていたら
オーガニックの食材も おいてある。
お弁当のお供にと
アンデスの 赤みがかったお塩をいただきました。

おちついた 時間のながれる ところでした。




2012年7月21日土曜日

HA NA BI

TA MA YA !

道がかわる。名がのこる。


疲労回復のため通院する鍼灸の医院が 旧東海道 沿いにある。
『旧東海道』 歴史の重みとロマンを思わせる よい名の道だ。

‥イチコク を真直ぐ川崎のほうへお願いします。

人のよさそな タクシーの運転手さん であったので
ついでに 日頃からおもっていた疑問をぶつけてみた。

‥イチコクって 第一京浜 だけど 国道1号線 じゃない。
 国道1号線 は ニコク と呼ばれる 第二京浜 のほう。
 どうしてだか 知ってます?
‥むかしは イチコクの第一京浜 が 国道1号線 だったの。
 国道2号線だった 第二京浜 のほうが1号線にかわっても
 イチコク ニコク ってゆう 呼び名だけ残ったそうですよ。

ちょっと まえの おはなし
真偽のほどは さだかでない。


2012年7月16日月曜日

夏 そして避暑

あつい ‥ので あえて 散歩へ。

自生したクヌギの雑木林。
木々の緑は、鋭い日差しをやさしく遮り
さわやかな風かふきぬけている。清涼感。

隣接するガラス張のモダンなレストラン。
涼むために立ち寄ることは 必要ないな。

ここのとこ 心身とも無理があったよう。
すこしでも リフレッシュできたような。



ゴッホになった気分だ。


2012年7月15日日曜日

都市型集合住宅・高さを抑えた提案


とある都内の中心 22.5坪ほどの計画地。
許容される床面積を もっとも効率よく活用するため
メゾネット形式をふくむ 5住居からなる集合住宅を
提案させて いただきました。

建物高さを 10m以下におさえるのは
日影規制や斜線制限といった法規制の問題とコストを
考慮してのこと。結果、周囲への威圧感もおさえます。

概略の計画段階からすでに、
コストはひとつの重要なデザイン・ファクターとして
意識してなくては いけませんね。


2012年7月11日水曜日

匿名・リア充・ボランティア


打合せをおえたランチの席で、ネットでの匿名性の話題となる。
ネット上での白熱した議論から、炎上へ。
はたまた もっとよからぬことまでも、そもそもネット上での
匿名性 というのがよくないのでは、と。 おおいに一理あり。

匿名‥ネット‥悪の温床
ありがちな 図式 である。

ネット 匿名‥ とくると、昨今
仮面のハッカー集団 『アノニマス』 の報道を目にします。
ダウンロード規制をめぐり、政府の機関や著作権管理の団体に
サイバー攻撃 を しかけているといゆう。
目に見えないネット上でのこととはいえ 破壊 であり暴力だ。
かりに彼等の主張が正しいにしろ、その行為には賛同できない。

‥ちなみに 彼等の仮面は
 見れば映画『Vフォー・ベンディタ』に登場するもののよう。
『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟の脚本による作品だ。
 そんなとこも、サイバー活動の象徴となっているのかなあ。

先日
ネットで集われた『アノニマス』のオフ会で 渋谷の清掃活動
が行なわれた、という記事を目にする。仮面の姿で掃除してる。
いかなる主張、抗議、はたまたパフォーマンスであったにしろ
正真正銘 清掃活動 という行為そのものは よいこと。

おもえば、 昨年 の 大震災から
現地で多くのボランティアの方々が、黙々と活動されている。
多忙にかまけ 殆どなにもできない私などには 頭が下がる。
この方々も 声高に自らの主義主張をしているわけではない。

匿名‥リア充‥ボランティア
そんな 図式 もあるのか。



2012年7月9日月曜日

修練を極めた写実は精神性

磯江 毅 という画家をはじめて知った。
昨晩のNHK 『日曜美術館』 である。
写実を極めたその先に、自らも含めた本質を極める。
画風の力強い構図の中にも、彼の揺るぎがない意志。
感動 と いゆより 凄み。
こんな 達人も おられる。

わたしなんぞ まだまだじゃ。
さあ 修業(仕事)はじめよ。







2012年7月5日木曜日

ヒッグス粒子


大切なものは 目には見えない。
しょうじき よく わからない。
でも ロマン はある。きっと。


2012年7月4日水曜日

『はつ恋』の情景


火曜10時のNHK地上波は ドラマ10。上質で大人のドラマが多い。
TVドラマのトレンドにはトンと疎い私も ときどきはまっている。
今回の『はつ恋』も なかなかよい。
脚本の中園ミホさんは 昨年の『下流の宴』の担当だったとのこと。
言葉使いがナチュラルで好感持てるなと思う反面、今回のドラマは
この展開の持ってきかたって〜どうよ?と よくよく考えると強引。
(ストーリーの詳細は 番組site などにゆずるとしますが。)

それでも ドラマには説得力がある。ひきこまれる。
なんでだろう。
正真正銘 独断と偏見で考えてみる。

スポンサーのちゃちゃが はいらないから?
 例えば 昨年末の『ラストマネー』。一話完結で面白かったけれど
 生命保険会社の査定人を題材にしたこんなドラマ。民放さんじゃあ
 ぜったい ムリ でありましょう。
 視聴率次第で途中即打ち切り!といった事態もないから、制作する
 側のひとたちも、腰がすわるのか。

役者さんがうまい から?
 アイドル でなくとも、ちゃんと存在感のある役者さんが演ってる。
 この『はつ恋』では 個人的に 青木崇高さんに注目していた。
 龍馬伝の後藤象二郎では、絶叫系の豪の者という役づくりであった。
 やっぱ、ピュアで繊細なキャラ というほうがあう。
 
情景もすばらしい から?
 情景が 登場人物の心理やありよう までも 表現する。
 どことなくレトロで威厳のある大学病院。富士の見える療養所…。
 とりわけ、主人公・緑の父が営む理容室の町並に、なぜかひかれる。
 どこにでもありそうな、だけど、なつかし佇まい。
 ストーリーにあわせた 自然で美しい空間をみつけ 活かしている。
 ( ロケーション・ハンティング というのでしょうか。 )

 映像には映らない人たちの 才能とちから。