先日
さる5月に亡くなられた学生時代の恩師の 偲ぶ会 にて。
先生に導かれるように、懐かしい方々ともお会いできました。
ありがとう ございました。
ル・コルビジェゆかりの前川國男、坂倉準三、吉村順三の
三氏による共同設計です。
敷地の傾斜を利用して、庭園と建築を一体とさせた名建築。
アマプラでTV『名建築で昼食を』にて予習してたのですが
実際に触れて、はじめて名作品の実感です。
先日
さる5月に亡くなられた学生時代の恩師の 偲ぶ会 にて。
先生に導かれるように、懐かしい方々ともお会いできました。
ありがとう ございました。
ル・コルビジェゆかりの前川國男、坂倉準三、吉村順三の
三氏による共同設計です。
敷地の傾斜を利用して、庭園と建築を一体とさせた名建築。
アマプラでTV『名建築で昼食を』にて予習してたのですが
実際に触れて、はじめて名作品の実感です。
私のiPhoneの中の Photo から。
2021.01.27
渋谷神宮通りから宮下公園へ向かう山手線等の高架下
ドラマの場面にもよく登場する
2020.06.08
高輪ゲートウェイ駅北。第一京浜から旧海岸通り方面へ
タクシーが通るのに難儀するので、通称『提灯ごろし』
2016.03.08
大井町線下神明駅近く。新幹線・湘南新宿ライン高架下
海の中を描いた小学生のスケッチを、壁面に写している
2016.04.05
第一京浜・第二京浜を結ぶ計画道路の歩道部分
戸越公園。都立大崎高校の近く、いまだ建設中
同潤会江戸川アパートメント
住宅公団の前身となる『同潤会』は関東大震災後の大正時代末期
不燃化(RC造)集合住宅(アパート)建設のため設立されました。
『表参道ヒルズ』の前身となった『青山アパートメント』が有名
ですが、残念ながら他のアパートメントも含め現存していません。
数年前
解体前の同潤会アパート巡礼を ライフワーク にしていました。
写真は2003年春。解体工事直前の『同潤会江戸川アパートメント』
計画は実におおらか。共用部の空間は、どこかゆとりがあります。
買い物カゴを下げたご婦人たちがたち話。子供たちが走りまわる。
そんな風景が目に浮かびました。
設計者として、空間の使い方を規定や強要はしたくはありません。
効率性を最重要視する現代の計画であっても、ゆとりのある空間
がどこかに生まれるよう、意識していたい。
生活の豊かさと事業性の追求とは比例する、と考えています。
地下鉄千代田線湯島駅の一番出口駅の一番出口。
文字通り、学問の神様として知られた「湯島天神」への最寄り駅だ。
閑静な旧岩崎邸庭園へ向かう道すがら、あからさまなラブホテル街。
都市のカオスのような一角。
そのカオス感を際立たせる巨大な建築に目を奪われてしまった。
「湯島ハイタウン」築50年以上の分譲式マンションとのことだ。
整然と並んだ住居群に、建築当時は無かったのであろう空調室外機。
ただ、ところどころ機種が違ったり、抜け落ちたり。部屋の掛け物
も色とりどり。無機質で画一的な構築物に佇まいが生まれています。
ふと、ル・コルビジェ の ユニテ・ダビタシオン を思いました。
ル・コルビジェは近代を代表する建築家のひとり。
彼の提唱した住まい型が、集合住宅という考え方。
ユニテ・ダビタシオンは、その実験的な集合住宅の作品でした。
マルセイユの ユニテ・ダビタシオンを訪れたのは30年も前のこと。
巨大で無機質な建造物に、人々日々の営みを感じます。
建築家による手書きの図面やスケッチが収蔵された、文化庁の資料館。
初めて訪れました。デジタルデータではない、生身の痕跡が迫ります。
開催中の「ミュージアム 始原からの軌跡」展
70年大阪万博のパビリオンから、80年代の美術館の図面やスケッチ。
実際に訪れたことのある建築でも、設計者の目線で考えさせられます。
この国立近現代建築資料館は「旧岩崎邸庭園」のとなりにあります。
明治29年に建てられた、三菱財閥ゆかりの邸宅。文化財です。
はずかしながら、こちらも初めて訪れました。
建物全体は洋館、和館そしてビリヤード館と、分かりやすい構成。
建物装飾に目が行きがちですが、光の案配がじつにドラマチックです。
設計者は、日本に赴任した英国人建築家ジョサイア・コンドルですが
ぎゃくに、彼が日本の民家から影響をうけたところではないのか‥。
想像を膨らませてしまいます。