2014年12月21日日曜日

手帳でふりかえる。

私のシステム手帳は、かれこれ30年ちかく付き合っている牛革製。
とくに想い出の品でも、ヴィンテージを好んでいるというわけでもないのですが、
あまりの年季のいりように、打合せの席で、ギョッ!とされることもあります。

今年も、来年の新しいリーフに入れ替えをします。
リーフの仕様は決まっています。
見開き左側に一週間、右側は横書の罫線。
アポや予定を右側に記入し、その後実際にあった作業や打合せを左側に書きます。
頭の中の情報整理のためのルーティーンなのですが、毎年この時期には一年分の
リーフを見返して感慨に耽ることになります。

今年は、身のまわりの者もふくめ、ケガや災いもなく、ありがたい年でしたが
iMacに新品のMacBookProと、たてつづけにPCトラブルに見舞われました。
仕事関係でサポートいただいた方々には、感謝であります。
アミューズメント系では、映画、演劇、コンサートと、楽しめた一年でしたが
Paul McCartneyの来日公演の、まさに目前での中止は残念でショックでした。
幸い、本人は健康を取り戻したようで、来年のリベンジ来日に期待しましょう。

そして
大学時代の仲間。中学・高校時代の仲間や恩師との、出会いと再会の年でした。
昔っから、付き合いのわるい私と係ってくれるばかりか、一緒にものづくりを
してけることが、楽しく、ありがたいことと感じております。

これからも、この流れがつづきますよう。
そして、なにかで恩返しになっていれば、と思う次第であります。

2014年12月20日土曜日

仕事は戦い 人生とは戦い

住宅や集合住宅は、建主や住人の方々の人生の一部を彩るものです。
住宅や集合住宅の設計という仕事には、そんな喜びを感じるのですが
その『仕事』の側面には(‥どんな仕事あっても、そうであるように)
『戦う』 という 一面もあるわけです。

『戦う』相手は、といえば 不条理 ということになります。
それはたとえば、整合性があるとはとても思いがたい建築の法規制や、
巷の経済状況といった、個人レベルではとても太刀打ちできないもの
まで幾多にわたります。
ただ反面、私にはそんな不条理と戦うエネルギーこそ、創造力の源で
あったりもするわけで、これは矛盾ですね。

『戦う』 ということでいえば『試験』もそのひとつ。
昨日、仕事を手伝ってもらっている同業のK君から連絡がありました。
念願の 一級建築士 の資格試験に合格できたとのこと。祝!


今年も いろいろコメントしましたが
職業がら守秘義務のこともあり、仕事の話はあまりできませんでした。
来年は もすこし 具体的な仕事のお話ができると思います。
まだまだ、年は明けませんが。


(自然は戦士の休息。photoはそれ以外、特に意味はありません。)