2013年9月29日日曜日

あまロス‥そして父になる。


やっと先週、ひとつルーティーンから解放された。
あまちゃん が 先週おわった。
私は毎朝NHK・BSプレミアム 7:30からの『はやあま』を観てから
お昼に、NHKの『あまちゃん』のsiteをチェックする習慣であった。

特に最終週にupされた、演出の井上剛氏のインタヴューが興味深い。
感動的だった薬師丸さんの歌唱のシーンの裏話など、ドラマを制作
する側からの 手作り感 が伝わってきて面白い。おつかれさま。

お涙ちょうだいの展開。説教口調の長台詞。押しつけっぽい結論‥。
そんな ホームドラマの定番 を払拭してくれた。

是枝裕和監督の 『そして父になる』 も同様。
(さすがに、ギャグやパロディーは なかったけど。)臨場感ある
ドキィメンタリー・タッチの独特の表現で、とかく重たいテーマが
さわやかに はいってきた。
子供たちの表情が最高だ。(子役の演技、といってはいけないね。)
おすすめ。

この秋は、気になるロードショウが目白押し。
あ、もちろん、仕事もしてますので、はい。

(photo はとくに意味ないのですが、絵的にさびしいので、ひとつ。)

2013年9月28日土曜日

天空の庭園

首都高速と中央環状線がまじわる大橋JCT
その屋上に広がる 目黒天空庭園。
移動の時間に、はじめてたちよってみた。

人間のちからは すごいな。しばし呆然。


2013年9月21日土曜日

黄昏散歩道

アメトーーク の
ウォーキング芸人たちのトークが面白かった。
私も 散歩やウォーキング たのしんでます。


2013年9月15日日曜日

青空にかえる


‥台風はとおりすぎたのかケロ?
‥いや、これからが本番だケロ。
‥そのほうが、きもちいいケロ。
‥背中のアリさんは、きもちわるいケロケロ‥

ことばの時代


画像や映像より、言葉のほうが力を持つことがある。

お・も・て・な・し 
という 言葉 をよく耳に(目に)します。
使われた状況はともかくも、たしかに 美しい日本語ですね。
今年は他にも
『じぇじぇじぇ』やら『倍返し』とか『いまでしょ!』など
キャッチーなワン・センテンスが よく耳に留まりましたが
流行語大賞は、さぞや話題でしょう。

私には
独立した当時から、ずっと心に留めてる『言葉』があります。
『人は説得されない、ただ説明に納得するだけ。』
はじめての仕事を依頼していただいた方の、なにげない一言
でしたが、まだ仕事の要領を得ていない私の心に響きました。

建築家の仕事では、よく自身の仕事を他者に説明する作業が
ともないます。 いはゆる プレゼンテーション ですね。

人は『納得したい。』と本質的に願っている部分もあります。
ただ、本当の納得を得てもらうためには、プレゼンする側に、
哲学や情熱がなくてはいけません。今も、そう肝に命じます。


『状況は完全にコントロールされている。』
はたして この説明に 納得できるか、いなや‥ 。

2013年9月7日土曜日

町工場のオヤジですから。


画像や映像より、言葉のほうが力を持つことがある。
宮崎さんの会見は、USTREAMで見てたときよりも
textで記事になると さらに はいってくる。

この世は 生きるに値する。

『紅の豚』のフィオという少女に 感情移入します。
私も学生の頃、よく徹夜で製図板にむかっていたな。
宮崎さんの作品には 
ものづくりをする人々への リスペクトを感じます。
後進へのエールと受け止めたいですね。

私も文化人じゃなくとも、町工場のオヤジがいいや。

2013年9月5日木曜日

KITTEにきてね。

東京中央郵便局建替え。というより、ファサードを
ほとんど残したかたちでの 建物のリニューアル。
容積率を利用して 商業施設や高層ビルが併設する。
中央郵便局そのものも まだ業務していたのか。
コンペの締切ギリギリの夜中によく、窓口に来たな。
なつかしい。

建物の解体工事のさいには
壊すの壊さないの 担当大臣の派手なパフォーマンス
が注目されていたのも 思いだします。
そのかいあってか、アトリュームを中心に新旧建物の
バランス感がよいな と思えました。いかがでしょう。

新スポット。たちよりきれない。 東京ってすごいね。





2013年9月4日水曜日

さよなら建物

そのむかし
このビルは音響機器メーカーの本社ビルであった。
リール式テープレコーダー の最大手 であった。

その後
ゲーセンや家庭用のゲーム機器の大手メーカーへ。
機器やソフトの開発の部署がおかれていたようだ。
夜中でも灯が消えたところを見たことがなかった。

いよいよ、役目をおえて解体されるようだ。
看板によれば、解体工事の発注は ロープライス
がウリの大手家具メーカーのようである。

つくることを生業とするものとして、こわされる
現場というのは、単純にさびしいな。


2013年9月2日月曜日

生きろ。


昨晩のBS-TBS の番組 が心に残る
元毎日新聞写真部の戦場カメラマン 五味宏基氏 の特集であった。
10年前、イラク戦争取材の帰路、ヨルダンの空港で彼の荷物が爆発。
複数の死傷者が出たのだ。そういえば、と当時の報道を思い出した。

爆発したのは、彼が知らずに持ち帰ろうとした クラスター爆弾。
観光客が起こした事件なら、それもひとつの戦争の悲劇と映ろうが、
戦争の悲惨さを伝えるべく、それも戦事のプロたるジャーナリスト。
法的処罰は免れても、ジャーナリストとして社会的責任は免れない。

戦場カメラマンとして彼の仕事には、たしかに伝わるものがある。
ただ、そこにスポットライトを当てることは、報道関係者としての
身内のフォローにもなる。メディアとして、あってはならないこと。
番組のつくり方は、さぞや、むづかしかったであろうに。

ジャーナリストとして、彼の罪は永遠に消えない。
ただ、人として再生していく姿には共感がもてる。
私だったら、どうだろう。 再びカメラを手にできるだろうか‥。

おまえは 生きろ。
『風立ちぬ』のラストシーン
カプローニ氏が、主人公・二郎につたえた言葉を思いだしました。
おもたいけど、生きねば。

宮崎駿監督には 多くの素晴らしい作品 感謝。