2014年2月26日水曜日

集合住宅の事業計画と下町ロケット


‥イワマさんもこの京浜地区の町工場の出身ですかあ。
 下町ロケット の世界ですね。
‥いやあ、あの舞台の町工場は中小企業とはいえない規模ですよね。

建主の方々の到着が遅れているところ、銀行出身のプロデュース会社
の担当者と、やはり銀行出身の池井戸潤氏の作品バナシで盛り上がる。

・・・・・
賃貸集合住宅の計画は、賃料収益と建設や設計など総事業費との比、
いはゆる 利回り の数字で おおまかな計画の事業性を計ります。
(その数字こそ、腕の見せ所。広い意味でのデザインという作業。)
とはいえ どんなに利回りがよくっても 銀行さんがお金を貸して
くれなければ、計画が前に進みません。これが、なぜかいつも難関。

今回の計画は、完成後の賃貸管理をお願いするプロデュース会社に、
銀行さんからの融資の実現までを 段取ってもらいます。
・・・・・

杓子定規な融資基準に冷徹な裁定。そうかと思えば、手のひら返し。
半沢直樹や下町ロケットにも、そんなイヤミな銀行員が出てきます。

‥基準の理想100%のケースはありませんからね。
 融資の判断は、柔軟ですよ。
元銀行員のリアルなアドヴァイスに、すこし救われます。
 
そうかと思えば、銀行の方々にも悲哀が漂うときがあります。
詳らかなことは 言えませんが‥。

2014年2月11日火曜日

書籍に囲まれて。


商品である書籍を、店内のソファーでゆったり読めたり、そればかりか
そこでお茶まで出来ちゃうという都市型の大型書店を、よく目にします。
本屋さんといえば、店主が立ち読みしてる来店者をパタパタとハタキで
追払うとこ、というイメージでいる者としては、おいていかれたくない。

今日、ひとりで体験してみることにした。

以前、来たことのあるこの書店は、その書籍のヴォリュームだけでなく
カテゴライズ、レイアウトにも気が配られ、知的な雰囲気で溢れている。
奥にソファーのスペースもあり、図書館のように来店者がすごしている。

ここで お茶も飲のんでいいのか。 いざトライ。
‥ 店内でお召し上がりですか?お席の確保はおすみですか?
‥ あの‥ ほんとに、ここでコーヒー飲んでいいんですよねえ。

オーダーの仕方からぎこちなく、なんとかソファにつくと落ち着かない。
そうか なにか本を手にとらねば‥と、建築関係の書棚をながめてみる。
建築評論家 長谷川尭氏の とある論評が目にとまる。
長谷川尭さんかあ…、学生の頃よく読んだなあ、そういえば息子さんは
あの演技派俳優の長谷川博己さんなんだよなあ。意外なもんだ、などと
本の内容とは関係のない、著者のキャラクターやストーリーに気が向く。
はて、これも ひとつ サムラゴウチ現象 とでも言えるのか。

作品としての楽曲の評価は、その作者のキャラや物語とは無関係のはず。
とはいえ、コンテンツとその背景とを完全に線引きするのは、難しい。

哲学的な想いにさせるのは、大量の書籍に囲まれているからか。

なごり雪

うろこ雲 ならぬ うろこ大地。 かな。

2014年2月8日土曜日

スノー・マジック・ファンタジー

都内は記録的な積雪。
予定していた打合せも延期。

今日は多くの大学で、入学試験が予定されているとのこと。
受験生の方々には、無事に実力を出し切ってほしいものだ。

私は 共通一次試験の世代である。
前年と同じく、私の受験日にも雪が降ったのを覚えている。
試験が終るとすぐ、会場近くの喫茶店に同級生のU君・O君
とつるんで、会場近くでどこぞの予備校が配っていた解答集
を元に、自己採点をはじめた。
沈んでいるO君をそばに、私とU君は 数学が満点(自慢!)
ただ、総合点では 3人ともに ニたりヨったりの まあ
とても自慢できたもんじゃない 点数である。
国立大学はムリではあったが 私立でも学費のリーズナブル
な大学にいけたのは、すこし親孝行はできたかな。

そんな彼等とも同級生のJ君が、昨日 事務所に訪ねてきて
しばし昔話しに花を咲かせた。
今日はスキーだ、といっていたが、都内でもできそうだな。

Photo は、35mmで撮りためていたものの一部をスキャン
して保存してあるその中の一部。多摩川河口付近である。
撮影の日付は記録がなく、大雪の記録 で検索してみると
どうやら 1994年2月12日 で間違いないな。



2014年2月3日月曜日

今日は節分


事務所の近く羽田神社から なにやら楽しげなお囃子の音。
は~て、この時期にお祭りかなと思いきや、そうか節分か。
紅白の垂れ幕のかかったヤグラから、裃の主が豆をまく。
そして 歓声。
TVでは観ても、そういえば はじめて目の当たりにしたな。

これもひとつ 季節感 とするならば
都会にいても自然を意識できる ひとつの事象かもしれない。

日が落ち 宴もおヒラキとなるころ、
神主さんが CAとおぼしき美しい姫君に囲まれ、記念撮影。
なんか、ほほえましい。



2014年2月1日土曜日

作業着と割烹着


現場監督用の作業着で仕事をする私は、ボスによくイヤミを言われた。
20数年前の設計事務所勤務時代のこと。
当時の製図台での作図には勝手がよかったのですが、デザインをする
オフィスのイメージじゃなかったのでしょう。

白衣でなく割烹着を着た若き女性研究者があげた大きな成果の報道に、
当時のことを思い出しました。

既成概念にとらわれない。
あきらめない。

勇気をもらいますね。