2012年11月4日日曜日

映画の日 ふたたび


『のぼうの城』が いまいち だった。
映画の製作には、たくさんの方々が かかわっておられるわけで
軽々しい批評はひかえますが、それでも、ちょっと‥という感じ。
登場人物の物語が突っ込み不足。特に敵役である 石田三成側の
存在感がかるい。大げさなCGは、逆に作品全体を小さくしてる。
TV局が製作ということで、DVD販売、TV放映というサイクルで、
子供を含め 万人うけ を考えたのでしょうか‥。

同じことが スター・ウォーズ の続編に心配なのであります。
少なくとも、普通に考えたら すでに敵役のダース・ベーダーは
登場しないわけですからね。

すこし らんぼうな 物言いかもしれませんが
万人うけする 作品 である必要があるのでしょうか。
TV局は 視聴率の低さから連続ドラマを打切ることがあります。
提供するスポンサーの意向もあるのでしょう。
ただ、低視聴率でも 是枝裕和監督の ゴーイング マイ ホーム、 
良質な連続ドラマです。スポンサーにも、好感がもてますね。

わたしも 集合住宅の計画をするときに 心がけてます。
かならずしも 万人うけする必要はない。
もちろん 奇をてらう つもりはありませんが
ただ、建物を気に入っていただいたテナントさんには、すえ長く
住みつづけていただくことを 願って つくります。