2012年4月16日月曜日

集合住宅 設計の理。現場見学


先週末、雨の土曜日。
エーディーネットワーク建築研究所・棚橋 廣夫先生の新作集合住宅
M's CORE の見学会に 参加させていただきました。
エーディー‥ は私の出身事務所。退所(卒業)も はや20年です。

10階建ての RC/PC構造の 集合住宅
3階から上部の賃貸部分は コルビジェのユニテ・ダビタシィオン
を思わせる中廊下にメゾネット。なるほど、これで 全戸南向きだ。
内部階段に落下防止の引戸、シャフトのガラリ等拘りのディテール
に あそびごごろ のインテリア。


ときに はて。なんでPC構造にしたのだろうか‥ と おもいきや
建物の地下で免震装置など 説明を先生から聞きながら 合点。
1-2階のハイ・スパンにその上部のPC構造を両立・成立させている。


私が 棚橋 先生から学んだところは こういったところ。
計画を ロジカルに(論理的に)考えていくということ。

なぜ、それは必要なの? なぜ、そのように計画したの?

いま、住宅や集合住宅など実際に計画をすすめている方々には
ぜひ 建築家に このことを たえず投げかけてみてほしい。


きけば、この 集合住宅 の現場監督さん
どうやら、以前の私の仕事の現場監督さんのよう。これは奇遇。