2019年9月9日月曜日

コンクリート打放し の 型枠術


現在 設計監理中の 都市型集合住宅 SK2-Project
鋼製建具の製作図チェックに、建主の方々とショールームで使用確認
躯体施工図の承認(…昔取った杵柄 で実質的作成)と 慌しい日々。


1階のスラブが ようやく 上がりました。
今週中の配筋と中間検査、来週早々にはコンクリートの打設予定です。

外壁仕上げは コンクリートの打放し仕上げ
型枠は コンパネ(2_6 600×1800×12)と桟木(50×25)によるパネル。
私の割付に合わせて、ほぼ全てを工場で加工してきます。
建て込み(打放しの場合、通常外壁から)に合わせて壁厚に相当する
セパ(Pコンを合わせた)をセットして、返しの型枠は合わせるだけ。
それを単管パイプ(48.6φ)を2本かませてフォームタイで締めます。
単管パイプ で 水平・垂直の通りを確保するわけです。

私は パネルの割付は全て決めて指示しますが
Pコン(セパ)位置は、基本の規則性だけ決め、細かい指示はしません。
コーナーでフォームタイが絡んだり、スラブ引きや敷バタ受けで必要な
Pコンは どうしてもイレギュラーな配置のものも出てきてしまいます。
そこは現場で 型枠大工さんと相談して決めることもあります。

この現場の型枠大工さんたち、皆若く、楽しそうに仕事をしている。
職人さん不足のネガティブな話題からは縁遠いような感じ。私も楽しい。