2013年5月1日水曜日

即興的現場監理術


覚悟はしていたが、とにかく現場に呼ばれる。
ここ、どうしましょうか‥ ということだ。
そもそも計画の出発点が、この変則敷地に8住居を実現させること。
いはば、生存空間をいかに確保するか、ということにつきるからだ。

もちろん、実施設計で検証はしている。
絵では書けても施工は不可能、というDetailも、充分心得てはいる。
それでも、現場で職人さん達とやり取りをしながら思いついた事を
その場でスケッチ書き出すという、ガリレオ・福山雅治状態である。
いっけん
デザインをいう行為とはほど遠いようでいて、結果的には、なにか
すっきり感 が見えてくる。
まさに 機能的なものこそ美しい ということか。
住宅のデザイン とは そもそもなんぞや、と 考えさせられる。