今週のコンクリート打設にむけ、先週末は検査機関の中間検査。
スラブ配筋間に合った。指摘事項はアンカーの是正1カ所のみ。
てるてる坊主より、職人さん達の集中力だ。さすが。
あわただしい中、監督Hくんと他の現場を見学する機会がある。
2月の完成にむけ工事が佳境にはいった、やはり賃貸集合住宅。
すでに外装、内装工事もすすんでいる。
‥型枠の木目を表しにした打放し仕上や、コンクリの格子天井。
遊び心で埋め込んでいる特殊なガラスブロック。
室内にあらかじめ設置された造付家具は、稼動するものも…。
すっげーなあ〜‥。感心する反面、Hくんと顔を見合わせる。
いま取組んでることと、まったくの正反対なのである。
こっちは、規制が厳しい。ぎゃくに生み出される空間は面白い。
こっちは、予算も厳しい。だから工夫したディテールをつくる。
きっと、入居する方々は生活スタイルにもこだわりがあるはず。
自身で自由にカスタマイズしてもらいたい。
賃貸集合住宅は 事業 です。
メンテナンスも含め、かけるコストが賃料収入に見合うのか‥。
トライな側面ですが、もっとも大切なところです。
だからこそ、緊張感のあるデザインが生まれる。そう考えます。