2013年2月17日日曜日

レ・ミゼラブル

映画『レ・ミゼラブル』を楽しんだ。
ダーク・ナイトでキャット・ウーマンを演ったアン・ハザウェイ、
個人的にご贔屓の役者 ラッセル・クロウ が お目当てだった。
(この ふたりが コゼットとジャン・バルジャン役と思いきや
 これは ちがった。)

ミュージカル の 『レ・ミゼラブル』
街で知り合った、ウィーン大学留学中という関西人Aくんと共に
ウィーンの劇場へ観にいきました。25年前のヨーロッパでのこと。
ミュージカル鑑賞初体験にして、台詞も歌詞もわからないところ
(ドイツ語だったのでしょう。)ストーリーが理解できただけで
なく、おもいっきり大感動であったな‥。
そのAくんとは、当時まだ共産圏であったブダペストの街に旅し
ほとんど笑っちゃうような低物価をよいことに、破天荒していた
若かりし頃のこと、思い出であります。

さて、映画版。ミュージカルの やきなおし的感じである。
いきなり台詞歌いだしちゃったオープニングで、ひいてしまた。
ヴィクトル・ユーゴーの原作があるだから、映画表現で独自の
世界観をつくればいいのに‥と いささか、さめて観ていると
ラストシーンにむけ、周囲からは すすり泣く声が‥。
デカプリオの『タイタニック』をはじめて観たときの劇場内の
雰囲気が、たしかこんなふうであった。

さて、みなさまは如何に。おためしあれ。