朝早い まだ薄暗いセミナールームの中。
となりの同僚Qの携帯電話が鳴る。彼は私と大学の同窓だ。
電話を切るなり、大慌てで 近くの建築現場へとむかった。
それは、建築中の専用住宅の現場である。大規模な建築だ。
私は、先日 建築がすすむ内部を見学させてもらっていた。
大きな2つの円が接するような形のシンメトリーなプラン。
2つの円は どちらも吹抜けとなっていて そのまわりを
階段がのぼっていく、という構成。壮大な空間であった。
現場からもどったQは 早速 チームのメンバー(4〜5人)
を集め、ミーティング をはじめる。
‥突然 区役所から指導をうけてねえ。最上階の 神殿 が
NG だというんだよ。
たしかに いっぽうの螺旋階段から屋上にあがると RC造の
躯体の上に、木造の神殿のようなペントハウスがあったなあ。
‥基準法上 ペントハウス じゃ ないというのかい?
‥いや 混構造が問題らしい‥。
チームのメンバー 一同、腕組みをはじめる。
その中に、私もはいってしまっているようだ‥(どして?)
このへんから、雲行きが怪しくなってきた、…どうやら夢か。
お休みにはいって、こんな夢見るようじゃ ビューキだぜ。
さ、もうひと眠り。 こんどは 白い砂浜のビーチへ‥。