2011年5月19日木曜日

お茶の間からみる家族像

震災や原発事故の暗い話題にくわえ、芸能人の方の訃報も目につく。
知合いでなくとも TVでお馴染みの顔となると、やはりさみしい。
心の中で 手を合わせます。

俳優の 児玉清さん は
むかしのTVドラマ 山田太一さんの 想い出づくり が印象的だ。
身勝手な振舞いの一人娘に翻弄する父親役だったと おぼえている。
私は当時アムステルダムでステイしていたお宅で、このドラマの再
放送を見ていた。(なんとも不思議。オランダのドラマに見えた。)
昨年の大河ドラマ 龍馬のおとうさん役も 印象にある。
気品とやさしさを感じさせる 理想のおとうさん といえるかな。

ちょうど 先日 亡くなられた
田中好子さん が 理想のおかあさん といわれたのと対象的だ。

こういった理想像というのは、ドラマを発信する側からの一方的な
イメージだと捉えると あまり気持ちのいいものではないけれど、
世相が求めてる偶像を表現した、ともみてとれる。

つぎの、いまの世相の 理想のおとうさん とは
イクメン男子 ということ なのかな。

2011年5月14日土曜日

平成・式年還宮

ある 複合施設のビル が 解体されていく。
20年以上も前。私が設計で たずさわった建物だ。
感慨深い。

総工費は 10億以上 2000平米からの計画。
かけだしの私 と 師匠 のふたりだけでまとめた。
師匠は、主に意匠と設備関係。私は役所関係の対応。
自然とそんな役割分担で、つっぱしった仕事だった。
しんどかったけど、楽しかった日々の思い出は残る。

破天荒で豪快だったその師匠とおなじく、この建築も
おわりをむかえることになった。

産業廃棄物とCO2をまき散らかすこの解体現場から
( 例えるには あまりに おこがましくも。)
伊勢神宮の 式年還宮 という神事のことを考えた。

20年に一度社殿を建て替える という大祭がある。
一見するにエコ思想とは正反対。ただ宮大工さんの
技術を絶やさないということも、ひとつの理由だと。
そんな若き宮大工さんの仕事、先日記事にみかけた。
たしかに 
20年とは 人ひとり一人前になるまでの時間だ。

それを 思うと
私もまだまだ 立ち止まるわけには いかない。


2011年5月11日水曜日

ひかりは文明 あかりは文化

先日の TVのコメンテーター、いいことゆなと思った。

原発の事故や停止にともなう電力消費の抑制への対策を
たんなる 省エネ として我慢するもと考えるのでなく
生活様式や価値観のところからかえていこう、とのこと。

以前 私も おなじようなこと 考えた。
http://ti-socius.blogspot.com/2010/05/blog-post_16.html

2011年5月8日日曜日

正義 とは むつかしいものだな。

わたしのような者が、うかつに是非をかたるつもりではないこと。
ひとつご理解のうえ、ご容赦を。
アメリカ軍によるヴィン・ラディン容疑者殺害事件の詳細記事から
こっち、私はどしても連想してしまうことがある。
日本の江戸時代に起きた事件、赤穂浪士47人の吉良邸討ち入りだ。
(ちょっとまえにもふれたかな。) 

映画やお芝居のシーンでみてとれる そろいのハッピや太鼓など
後世に伝わる 浪士47人のカッコいい討ち入りの演出はさておき、
武装集団が闇夜にまぎれ屋敷を襲い、マルゴシの老人を殺害した、
という事実だけをとってみると、今回の作戦と同じである。
しかも、どちらも入念な情報収集と計画性にもとづいたものだ。

この事実だけとってみれば、じつに卑怯な行為。
すくなくとも、武士道の精神からはほど遠いのではないか。

ではなぜ 赤穂浪士は テロリストではなく『武士の鑑』なのか。
もちろん『主君の仇を討つ』という 大義 があったからだ。

大義(正義)といのは むつかしく とても おそろしいものだな。


今年の大型連休 ようやくと穏やかな日がおくれる。
うららかな朝に ゆっくりと新聞をひろげ おもいをめぐらす。

2011年5月4日水曜日

いきてる。


朝 お会いした あでやかな蝶。
小さな さなぎは どなたかな。

2011年5月1日日曜日

47ronin

キヤヌ・リーブス主演 の ハリウッド版『忠臣蔵』 47ronin
元・アイドルが オーディションで大役をゲット!といた話題から
公式サイトを ときどき ちら見 するようになっていた。
ロードショウは来年、ただ12月とは討ち入り時節を狙っているな。
http://47ronin.jp/

公式サイトにある
カール・リンシュという監督さんの ショート映像(You Tube)
文明批判的なシュールな世界観だが、これ ちょっと すごいぞ。 
同じようにCM出身、ワタシのご贔屓のリドリー・スコット監督も
高く評価とある。この映画も、チェック しておこう。

ハリウッドの映画の中には
デフォルメされた 陳腐な日本人像の表現も、たしかにあるけれど
日本人の精神性や価値観を、きちんと咀嚼し できてるものもある。
先の スコット監督の『ブラック・レイン』
C・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』なんか、そうかな。
47ronin も ‥どしても非現実的なファンタジーなのだろうが‥ 
できれば 後者の部類の映画 であってもらいたい。


そうえば、以前 ある方が
我が国の国旗 日の丸 の由来の一説を話していたのを思い出した。
討取った首をくるんだ 布 だと言うのだ。‥なるほど、そうなる。

泉岳寺 浅野家の墓前に供えられた 上野介の首のつつみ。
大石内蔵助がそれをほどくと そこが日の丸になっている。

そんな ラスト・シーン とは いかがでしょうか‥。


‥今日は、お休み。
しばし サーフィン。

2011年4月28日木曜日

竣工


15坪の敷地に竣工。RC5階建ての2世帯住宅。
(基準法上の用途は 共同住宅 となります。)
RCでの外断熱構法も初挑戦でした。

完了済証の交付や 正式な引渡しはまだですが
事情で建主のご一家 すでに入居しております。
たしかに工程最後は、震災の影響もありました。
竣工写真や内覧会も ままなりませんでした。

それでも建主のご一家から 快適です という
一言が ありがたい。


建物の詳細は、site の更新にさい UP します。


2011年4月27日水曜日

現場事務所。さいごの日。

萌え系 峰不二子 ドラえもん ヨーダにR2-D2 
なぜか調味料 と 二日酔いの飲み薬
‥その奥に やっと スタディーの建築模型。

今日は最後の日。
明日は完了検査。つまり 現場事務所は引越しと。



2011年4月26日火曜日

人生は一度きりではない。数打ちゃ当たる。

押井守 氏 の語録に 時々ほっとする。
若い者へ向けたメッセージ なのだろが 
このトシになっても なかなか ひびく。

押井守 氏の作品 私は 好きだ。
たしか マトリックスのシリーズ など
ハリウッドの作品にも影響あたえている。
このトシになっても なかなか いいよ。

さて 今日も一日。
(タイトル 転写 ご容赦を。)

2011年4月25日月曜日

地図の見え方

世界地図をみると。
我が国では 日本 が中心に位置する。
ヨーロッパでは地図の中心は ヨーロッパ。
日本は ユーラシア大陸のはじっこになる。
海外でのささやかなカルチャーショックだ。

では
地球儀はなぜ 北が上 となるの?
宇宙空間には 上も下も ないはずだ。
北半球が上で南半球が下 とは人間の都合。

地球儀を ひっくり返して 回してみた。
見方をかえると 面白い。 月曜日の朝。

2011年4月23日土曜日

雨の日の地鎮祭

 ここ東京の地の神様にも
 かの地の名産
 南部美人 をめしあがれ。



2011年4月15日金曜日

いやいや、おひさしぶりです。

今年になって なぜか この台詞がつづいている。 

クライアントでもあった コンサル会社の担当。
工務店は倒産しても連絡くれる かつての営業。
同窓会での中学校の先生。
パソコン通信時代の仲間。
世話になった工務店社長。 
かつての建主の方‥

偶然?めぐりあわせ?
でも、世の中 どこかで みんな つながってる。
そんな 気がしてきます。

2011年4月13日水曜日

筆記用具 は 相棒。

仕事がら 筆記用具 が気になる。
計画案 や ディテールのスケッチ なんかでは
馴染みのペンは ここちいい。

最近、このペン達の チーム が お気に入りだ。

鉛筆よりも やはり 芯ホルダー。
気がつけば 図面を手書きしてた頃から使ってる。
蛍光ペン は 赤・青・グリーン
目立たない 黄色 は使わず、植栽表現のできる
グリーン に している。

シャーペン付き2色ボールペン。グリップが木製。
お店で一目惚れして、最近 チーム に合流した。

いいかんじ。

2011年4月11日月曜日

シルエットとして浮かび上がる開放感。

内装工事 佳境。


踏板だけが  ポンポンポン‥ と浮かび上がっていく。
開放感のある内部階段の デザイン・イメージ です。

狭小住宅 です。
窓の大きさ工夫して、階段下は収納にしては、という
私の提案でしたが、開放感を求めたのは 建主のかた。
たしかに、そのほが よいな。


2011年4月4日月曜日

やくわり

住宅や集合住宅の建築にさいし、相談にこられた方々からは まず
ご希望の建物内容や条件を 詳しくヒアリングさせていただきます。

そして、もうひとつ。 別の視点からも みてみます。
計画されているこの土地には どんな建築が求められているのか‥。

土地には、それぞれ個性があります。 
地型や面積、法規制から駅までの距離 といったミクロなことから
気候や風土、街の雰囲気や住いの需要 といったマクロなことまで
いろいろです。
その土地の持つポテンシャルを 最大限に活かしてあげる、という
役割も 建築の設計という仕事のひとつである、と 考えます。
特に、集合住宅などの事業性を求める計画では、結果として建て主
の方々にとって、直接的に利益へとつながるわけですからね。

土地には、それぞれ活かされるべく やくわり があるということ。
人にも、やはり それぞれの やくわり があるのでしょうか。

今回の大震災では
被災地で尽力されている方々を報道でみるたびに 頭がさがります。
ささやかな義援金に協力するくらいしか できないでいることが
はがゆい。

いまはただ 自分にあたえられている やくわり を全うしよう。
それが、きっと だれかの ささえになると 信じて。