南新宿での打合せがおあわるも、別件で依頼の図面がまだのようだ。
できた時間で ひさしぶり 乃木坂・ギャラリー間 を覗いてみる。
建築家 伊丹潤 展 手の痕跡
伊丹潤は昨年亡くなられた鬼才。
主に韓国・済州島での氏の作品群 の 模型・ドローイングの展示。
建築家の創作とは ある意味 戦い と思えます。
規制や予算、要求された機能といった目の前にある現実のハードル
とともに、もっと深遠な自己の精神性と氏は戦っていたのだな、と
作品のおもさに 感じいる次第。
作品集の帯には 最後の手の建築家 …と いったようなコピー
なるほど、ちりばめられたスケッチ群は 全て 魂の手書きである。
オンラインで伝わる情報としての図面では表せない、力強さがある。
場を後にして 気がついた。
そういえば、展示写真に人物がまったく映っていなかったような…。
それでも、作品の中に 佇まいを感じたのは なぜかな?
渋谷ヒカリエ の おしよせる群衆の中で ふと。