2010年7月19日月曜日

STAR WARS と Toy Story-3

NHK BS の STAR WARS  シリーズ全編放映を楽しんでる。

STAR WARS は SF映画じゃない。
アナキン、ルーク という男の子が
希望と挫折、友情や恋愛、家族 ‥とりわけ親子の関わりから
おとなへと成長してゆく物語。 夏休みの放映に ぴったりだ。

私の好きなシーンは
ルークがオビ・ワンとともに ハン・ソロと初めて会う酒場だ。
酒場の有り様が なかなかリアルで お人形劇的になってない。
オビ・ワン は 人生経験豊かな 尊敬すべく賢者。
ハン・ソロ は 金の亡者で いはば チャラいあんちゃんだ。
大人になる過程で、こういった面々からの影響は、きっと誰に
でもあるのだろうな、と思わせる。

男の子の成長がテーマ ということで Toy Story-3 も似てる。
成長した ANDY が 子供のころに遊んだオモチャたちと別れる。
環境問題や民主主義、といった かくれた メッセージ があり
ふかく楽しめる。
自身の想い出か投影されるべく“モノ”としての オモチャ が
“モノ” でなく “CG” で描かれている‥ という おかしな
矛盾にも 気がついた。

どちらも デフォルメされた 現実、すこし逃避してみた。
あつさからも 逃避したい。