知人の建築家・小林真人さんの作品のオープンハウスに伺います。
大田区大森駅近くにある、竣工間近にひかえた集合住宅作品です。
最上階のオーナー邸を含む建物費用は、1階店舗と基準階住居の
賃貸部分の収益で償却し、相続対策にも、という、事業としては
比較的オーソドックスなストーリーのようです。
当方も、こういた集合住宅計画は得意なところ。
私ならこう計画するな‥と考察しながら見ていくためでしょうか、
限られていたであろうコストの範疇で、日影規制や高度斜線制限
といった法規制とのせめぎ合いに リスペクト をおぼえます。
敷地の形状や高低差の影響で、一見複雑にみえるプランニングも
ゾーニングは意外とシンプルで明快。参考にいたしましょう。