2017年11月17日金曜日

坂本龍馬

15日は坂本龍馬没150年ということで 京都では特別な法要があったようだ。
京急の立会川駅近くにも龍馬像があり、さぞや盛り上がっているかと思いきや
全く静かなもの。
ペリー来航のおり、近くの砲台で若かりし龍馬が警護に当たったということで
それほど所縁が深いわけではないが、大河ドラマで「龍馬伝」やってた時期の
あのフィーバーから思うと 少し寂しい。

坂本龍馬が歴史教科書から消える‥? という報道がありました。
詰め込み式の暗記から、生徒の負担を少しでも減らそう‥とうことだそうで
歴史の勉強とは 詰め込み暗記なのだ。と認めてしまっているようなものだ。

若い者が 歴史に興味を持ってもらうためにには
坂本龍馬 という人物像は 実にうってつけだと 私には思えます。

ただ、あまりヒーロイズムに傾倒しないように。

2017年11月2日木曜日

SITE更新。写真から映像へ。

SOCIUS のsite 一部更新させていただきました。

作品紹介は
写真の拡大ではなく MOVIEとしていこうと思いたったところです。
このBLOGで 以前 書きましたが。
元SMAP(‥と言っていいのか)新しい地図 のプロモーションに
影響うけたところであります。
これからも、こういったスタイルでいこうか と模索中。



2017年10月31日火曜日

ブレードランナー 賛歌 再び。

ブレードランナー2049
言葉にならないほど、素晴らしい作品です。
前作の世界観をリスペクトしつつ、さらにヴァージョンアップした作品の完成度。
ドゥニ・ヴェルネーヴ監督には、プレッシャーもあったでしょうが、大拍手です。

バイオ技術、VRやAI といった 進化したテクノロジーと どう共存するのか。
貧困と格差、差別といった今日的な社会問題は これからも存在しつづけるのか。
生命 とは何か。

重い命題が背景にあります。
そこが ブレードランナーが ここまで支持される理由でしょう。

前作と合わせたこの2作品は、世界記憶遺産にマジ登録です!


<‥‥‥‥ココからネタバレ‥‥‥‥>

仕事柄もあって、まず印象に残るのは
2049年の退廃的な近未来感を創出している 美術 の斬新さ、素晴らしさです。
前作の世界観を単にトレースするのではなく、新しい世界観をも創出しています。
猥雑な繁華街。VRや映像が溢れる都市。その先に広がる巨大なごみ捨て場。
搾取される子供達が暮らす廃工場。かつて隆盛を極めた街(ベガス)の荒涼…。
新型レプリカントの開発者・ウォレス(ジャレッド・レト)の接待ルームは
鎌倉近代美術館やルイス・バラカンの建築を思わせる、水面の揺らぎを映し出す
演出の幻想的な闇の空間。
(私の憶測ですが)この空間は、子宮と羊水に浮かぶ胎児 を暗示しています。

これに対比して K(ライアン・コズリング)の住むアパートは じつに普通。
かつてデッカード(ハリソン・フォード)が暮らしたアパートが、F.L.ライトの
デザインを思わせる、セキュリティー高層マンションであったのと対照的です。
日常性を思わせる場所も必要だったのでしょう。

登場人物のキャラも立ってます。
K(ライアン・コズリング)のクールな感じが、じつにレプリカントっぽい。
VRのジョイ(アナ・デ・アルマス)は〝こんなキュートな彼女欲しいな〟感が
満載。つまり、この二人は、いわば マネキンのカップル と言えるわけです。
その二人に、人としての感情が育っていくわけですね。

ウォレス(ジャレッド・レト)は
バイオ科学者というより、カリスマ性を持った 宗教指導者 を思わせます。
これも、同じくレプリカントの開発者・タイレルが、ビジネスマン・タイプで
あったことと対照的です。
世界を破滅に導く輩がいるとすれば、こういった人物達なのかもしれない。

ラストシーンは 感動的。
自然との繋がりがほぼ破壊されても、残されるのが季節感(雪)かもしれない。
人としての証として 家族という繋がり が、ひとつ あるのでは‥。
そんな思いが、爽やかによぎりました。

そして また続編も作ることができる流れでしたが…
そこは 「二つで充分ですよ!」 と言うセリフが聞こえてきそうだな。

<‥‥‥‥ココまでネタバレ‥‥‥‥>


ハリウッドの映画産業は、
産業構造の進化からか、慢性的なコンテンツ不足に陥っていることはわかります。
他のコンテンツの焼き直し作品や、ヒット作の続編の作品ばかりが目に付きます。
ただ、前作の世界観を壊してほしくない、という願望から、続編に不安を覚える
作品もありました。その代表作が ブレードランナー でしょう。

しかし ここまで完成度の高い続編が作れるというのであれば、話は別。
そこで リドリー・スコット監督には次回 ぜひ撮ってもらいたい作品があります。

『ブラックレインTOKYO2020

もちろん、主役は M・ダグラスと松田龍平&翔太の兄弟でなくてはなりませんぞ。




2017年10月26日木曜日

25周年にYouTube開設

2017
今年 設計活動開始から25年になりました。
実は 最近になって気がついたところです。

記念にと 
オフィシャルのYouTubeチャンネルを開設いたしました。
これまでの代表作品をまとめたMovieも作ってみましたので
よろしければ、お楽しみください。



2017年10月23日月曜日

国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-


先週の水曜日、貴重な晴天を利用して 新美術館の安藤忠雄展

安藤忠雄氏のことは、今更説明するまでもないでしょう。
会場で圧倒するのは、その作品の多さ。それでも、この展覧会で
紹介しきれていない作品もあるな、とファンの一人なら気付きます。
(‥例えば、環八沿いガラス張りのアウディーのショールームとか。)

京都のタイムズ、青山のコレッツィオーネ、大阪のガレリアアッカ
回遊性がある作品が、私は特にお気に入りです。

ところで 国立新美術館開館10周年記念ということで
確か開館時には記念で、この新美術館の設計者である黒川紀章氏の
作品展があったと思い出しました。やはり、その作品群の多さには
圧倒されたのですが、展示の最後に黒川氏が坂本龍馬の真似をした
誇らしげな大写真があって 思わず苦笑してしまいました。
ユーモアは、ご本人のサービス精神だったのでしょうか。

この安藤さんの展示でも、幾つかの作品は、建主や関係者へ宛てた
写真をコラージュした、ユーモア溢れるパネルが添えてありました。
安藤さんご自身が作って、プレゼントされたものでしょうか。
ご本人の遊び心や気遣いも、人を惹きつけてきたのかもしれないな。

展覧のあとは新美術館の屋外のテラスにて
広島から来られたという 元気な三人のおばさま達との ひととき。
同じく新美術館で開催されていた 二科展を見に来られたとのこと。
CSファイナルステージ カープが勝ち抜けるといいですね。


2017年10月19日木曜日

デジタル・ストレス

デバイスの不具合に振り回されました。

MacBook  画面が突然プッツリと映らなくなる。
自宅では Thunderbolt接続の純正モニタにミラーリングして使っているのですが
こっちは普通に映ってる、ということは MacBookのモニタが物理的に壊れたか!

AppleCareは もはや期限切れ。
こりゃ 新しいMacBook 買わニャア あかんか。
ダメもとで 朝一番 渋谷のAppleのオフィシャルのお店に持って行くと、なんと
あっという間に なおってしまった!よかった。
原因は不明。ACポートの磁石にポッチキスのタマが引っ付いていた、ということ。
でも、それが故障の原因とも思えない。不思議。

次は iPhone
ApplePayでSuicaを使っているのですが、Walletの中のSuicaカードが消えてる!
これまたパニック。
docomoショップもMacのお店でも〝JRにいって!〟というので、何年かぶりで
駅で切符を買って緑の窓口で説明していると… カードが見えた!なおった!
ただ、これまた原因不明。 まぁ、なおったから よし。

普段 いかに便利にしていたか。
謙虚にならないといけない。
トラブルにあってもヒートアップせず のんびり構えよう。猫のように。


2017年10月11日水曜日

ブレードランナー 賛歌

『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー2049』
先に公開された米国では、興行的に奮っていないそうだ。

そんなことは どうでもいい。

『ブレードランナー』の示すダークな近未来の世界観は、
以後、ほとんど全てのSF映像作品の手本であるばかりか
人生の証、生命の尊厳をも啓示している。
私たちの業種では、この映画を観ていないとはモグリだ。

続編のプロローグとして
3本のショートムービーがすでにUPされ、私も予習中。
ただ
前作を予習している皆様には こんな台詞が浮かぼうか‥

 ふたつで充分ですよ! 

(‥意味わかんない方は、ぜひ前作の予習を。)







2017年10月2日月曜日

少女の涙は ホント?ウソ?

是枝裕和監督作品『三度目の殺人』鑑賞覚書。
是枝監督は私と同じ年。
同じ世相を見てきたのだろうと、関心を持って観ています。
今回の作品はYouTubeでメイキング動画が公開されていて、
これも、なかなか興味深い。
映画造りも、いろんな専門職がチームとなりあたるところ
建築を造り上げていく工程に似ているようで、共感します。

作品のテーマは 真実って何?というところ。
法廷では、それは『判決』という形でのみ表現される。
ほんとう に それだけなの?
父親の前で娘が流す涙は 本当に嘘泣きなの?

衆議院を解散するのは 消費税の信を問うためって
それ ほんとうなの? それだけなの?
思想信条が共感できるから、新党に合流するのって
それ ほんとうなの? それだけなの?

真実 は結果でしか表されないけど
受け止める側によって、真実は変わってくるということか。

ところで
『三度目の殺人』 というタイトルは
『三度目の正直』 と引っ掛けている ところもあるのかな?
検索の関連キーワード から 察知しますに‥。


2017年9月30日土曜日

2つの動画

この9月。
2つの YouTube動画 が巷を席巻しました。

どちらも
突然、センセーショナルにUPされたようでいて
そのじつ 周到な準備のうえに製作されたもの。

どちらも
歩く人物の後ろ姿を捉えたもの。
主役の顔を あえて見せていない。

なにかを暗示しているかのようで、印象深い。


新しい地図
希望の党


2017年9月17日日曜日

『関ヶ原』

関ヶ原の戦いがあったのは旧暦で 9月15日 とのことで。
原田眞人監督の『関ヶ原』を観ました。
『クライマーズ・ハイ』を観て以来の、原田監督作品のファンであります。
‥『クライマーズ~』は、1985年の日航機墜落事故を題材の横山秀夫原作作品
出てくる登場人物の殆どのキャラを立たせた巧みな演出に感動するだけじゃなく、
堺雅人、尾野真千子、(今回は秀吉役の)滝藤賢一といった、若手俳優さん達が
ブレイクした作品でもありました。 佳作です。おすすめ。

『関ヶ原』も、司馬遼太郎原作ということで期待もありましたが‥ 正直、残念。
やはり、いっぱい出てくる武将それぞれのキャラを立たせているところは流石で
興行的にも成功しているようですが‥、私的には イマイチ感で もやもや。

では そもそも なにがイマイチ感なのか‥。

1. 何をテーマにしているのか イマイチわからない。
関ヶ原の戦いは、ダレとダレが戦って ダレがどんな立居振舞いをしたのか‥。
学校の教科書からTVのドラマから、日本人ならだいたいみんな知っています。
それを丁寧に舐めただけでは、伝わるものは少ない。
原田監督の思い入れが、よくない方に向いちゃったように思います。

2. 有村架純ちゃんの とってつけた感が 半端ない。
女忍者がこの時代に活躍していたのかもしれないが、物語と絡んでいない。
旬で勢いのある若手女優さん 出さないと観てくれないんじゃないか、という
なんらかの力学が働いたのでしょうか。
だったら、架純ちゃん目線の一人称の語口でも面白かったかも‥。

3. 合戦シーンに もやもや‥。
合戦シーンは迫力があってよかった。
きっと たくさんの方々が本当に尽力されたことだと思います。 が。
やはり日本人である以上 黒澤明 という名がどしても よぎってしまいます。
『乱』 『影武者』 『七人の侍』 ‥
かけた予算も時間も違うでしょうから、あんに比べるのは失礼とは思いますが
見劣りしてしまうことも確か。
人間ドラマの方に、より重点を置いてもよかったかも。

作った方々には失礼ながら、自腹の入場料分だけ不満を述べました。
それでも、お釣りは充分あり。ご覧の価値は ありますぞよ。 大一大万大吉。