2016年2月19日金曜日

スティーブ・ジョブズ|

一昨年にもスティーブ・ジョブズ氏の映画は公開されていましたが、見逃していた。
今回の作品は『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキン脚本とのことで
かなり 大胆な切り口で なかなか面白かった。
そもそも彼の人生は、もうよく知れ渡ってしまってます。私も伝記は読んでます。
例えば(同じ)スティーブ・ウォズニアックやジョン・スカリーといった人物が
ジョブズやアップル社にとって、どんな立ち位置であったかは、わかってるわけで
いまさら『フォレスト・ガンプ』みたいな物語は、もう不要でしょう。

舞台は たった3回 発表会の当日での出来事のみ。
初めて Mac を世に出した発表会。
Apple社を追い出されたのち NEXT社での発表会。
三顧の礼でApple社に復帰し 初代iMacを発表した日。
それも。いずれも、ジョブズ氏お得意のプレゼン・シーンは ほとんどなし!

娘 Lisaさん とのやり取りに 心うたれるところがあります。
そういえば『ソーシャル・ネットワーク』でも、ザッカーバーグ氏の淡い恋心が
せつなさを感じさせる終わり方でしたね。
どんなに世界を変えられても、大金持ちになっても、得られないものがある‥。
ということなのでしょうか。

ところで、今日の朝のTVでトピックスを見ていると。
モーツアルトとサリエリと 共同で作曲された楽曲が見つかったとのことです。
二人は 意外と仲が良かったのではないか、と専門家の方が言ってました。
この映画でも、終盤 ジョブズ氏はスカリー氏と握手を交わしているのですが、
あながち、ありえなく ないのかもしれませんね。