2015年3月31日火曜日

2015年3月26日木曜日

同潤会代官山アパート

かつて私が撮影していた 同潤会代官山アパート の写真。
今月末のトークイベントで使わせてもらいたいが、と連絡いただきました。
こういったことは 素直に光栄で、快諾しております。

同潤会の代官山アパートは、再開発のために解体される直前に撮影しました。
デジカメが一般的でなかった当時、EOSで撮った35mmスライドフィルムの
何枚かをスキャンして、このblogやPicasaで公開しています。

トークイベント会場は、同じ代官山の蔦屋書店ということで、時間があれば
私も立ち寄りたいな。


2015年3月21日土曜日

桜(?)三月散歩道

桜。まだでした。
radikoと万歩計アプリの動作確認できたということで まあよし。

桜の歌。
私には 井上陽水の『桜三月散歩道』や『東へ西へ』といった 
シュールで、どこか影のあるイメージがあります。
この時期FMで耳にする、ケツメイシや森山直太朗の曲のように
ピュアな切なさにはなりきれない、ひねくれ者であります。

それでも 開花 待ち遠しい。


2015年3月20日金曜日

となりあわせのテロリズム

20年前の1995年320
この日何をしていたのか、うっすら思い出してきた。

夕暮れ時の六本木  
久しぶり! と、上京してきたカメラマンSくん と一杯やっていた。
十和田湖の近くで写真スタジオを営むSくん。
(後に、彼のスタジオを設計(…スケッチ程度ですが)してあげた。)
成人式や七五三などのカキイレドキを外し、上京しては雑誌関係の仕事
もしているのだとゆう。

‥人物が得意なんだよね。
一言で カメラマン といっても仕事や得意の被写によって、キャラが違う。
彼のお得意は 女性 だ。(ヌードじゃない。ポートレートだった。)

‥呼んじゃいましょうか、モデルの女の子。
‥そんなこと、できんのか?
彼が広げたブロマイド風になった写真帳。営業に使うというマル秘作品集だ。

‥呑むだけですよ。エッチなこと考えてないでくださいよ!
‥ンなことネえよ。君とはちゃうわ。それにしてもさ‥(ナンかへんだよね)

地下鉄日比谷線 六本木駅。
ふと。ピッタリ閉まったままのシャッターに目が止まる。

私もSくんも、もちろん、この日の朝。何が起きたか知っている。
地下鉄内の毒ガスによる無差別テロ。六本木の二駅先、霞が関駅が標的だった。
すでに宵の口、人通りの多い繁華街。それゆえ、重苦しい空気の光景であった。

たわいもないバカ話の日常。そのすぐとなりで、ほんの数時間前の無差別テロ。
くしくも、平和と言われた北アフリカのチェニジアでも同じことが起きている。

すこし、立ち止まって平和を感じてみる。

(photo は十和田湖の情景。元気でいるのかな。)

2015年3月19日木曜日

丹下健三の建築・プロポーションの美しさ

昨日のコラムのつづき。建築そのものについても言わないと。

丹下建築の美しさのひとつは、そのプロポーションにあり。
そのソースのひとつが、日本の伝統建築からによるものです。
『香川県庁舎』 しかり。

自邸の大写真も、桂離宮と並び示されていました。
もちろん、構法も部材の性能も進化していきます。その上で、
よき伝統を受け継ぐこととは、こういったことですよ、と。
お手本見せられているようにも思えてきますね。

SOCIUS/TakashiIwama


2015年3月18日水曜日

丹下健三の写真・虚構と現実

チェックしていた展覧会。やっと訪れることができた。

建築家・丹下健三自ら撮影した写真(白黒35ミリフィルム)を展示。
主に氏が30~40代の頃に撮影したもの。私も生まれる前の時代だ。
まさに、氏がどんな風景にピントを合わせていたのか、興味深い。

TVの特集番組で紹介されていた、建設中の広島平和記念館の前に広がる
墓地の写真は印象的であったのだが、この写真、丹下自らのトリミング
指定の赤い囲みが描かれている。思い入れがあった写真の一枚なのだな。
東京都庁舎(有楽町にあったかつてのもの。)やイタリア旅行でのもの
など、同じカットを何枚も撮っているところは、興奮していたのだろう。
写真とは、被写体とともに、自らも写し込んでしまうところが面白い。

知らなかった事実もあった。
当時、劇団民芸の『法隆寺』という舞台装置の仕事をしている。
演劇の舞台とは、いはばバーチャル。建築というリアルとは真逆のはず。
この仕事を引き受けたのは、学生時代は映画監督志望であったので‥と。
ウ~む。
黒澤明ならぬ 丹下健三監督の『七人の侍』なんて、観てみたかったな。

ただ、写真の中の建築を単純に リアル とすることもできない。
写真の構造は、完全な光学的パースペクティブで構成されているもので
人間の視覚はもっと複雑で曖昧なものでもある。また、空間というのは
視覚だけではない、五感で感じ取るものでもあるはずだ。

そうなると、バーチャルとリアルの境界は、いったいどこにあるのかという
哲学的な迷路にはまってしまう。

昼飯は 六本木に来ると必ず立ち寄る 穴場のラーメン店。
カウンターに撮影禁止のサインがある。SNSにUPする輩がいたのだろう。
‥そうか。 味覚は 正真正銘 リアル ということね。

SOCIUS/TakashiIwama

2015年3月15日日曜日

春・雑感

今年も花粉症のスイッチが本格的に入ってしまい、やせ我慢の限度をこえた。
昨年は、ちょうど定期講習の最中に発症。目・鼻・くしゃみの三点セットだ。
昼休みに薬局に駆け込み買った薬がぴたり効いた。今年もそれにしてみよう。
嵐の大野くんの。今年は抗体ができたちゃたのだろうか、効きはビミョウだ。

iPhoneのiOSがバージョンアップというので更新すると、知らないアイコン。
アップルウォッチだ。iPhoneとペアリングできますよ‥と。商魂たくましい。
生活スタイルの変化とは、こんなふうに、水か染み渡るごとく、そして意図的
に誘導されているものかもしれない。

NYヤンキースから 広島カープに復帰した 黒田博樹投手。
高額年俸より、育ててくれた球団やファンへの恩返しのほうを選択した『男気』
が話題だ。開幕カードで当たるヤクルト党の私も、黒田投手だけは応援しよう。
昨日。FMの番組での黒田投手のインタヴューを、偶然聞いていた。
広島カープの復帰を決断したひとつの要因が、コンサートで聞いた福山雅治の
『少年』という曲だったとのこと。いい歌だ。思わず iTurnes で買ってしまう。
私にもあった、少年と呼ばれた頃の瑞々しい感覚を思い出す。
年をとっても忘れちゃいけない。黒田投手も、そんなことを言われていたな。

春のこと。

2015年3月11日水曜日

ウェアラブルなのか、拘束なのか‥。

私は 腕時計 というものをしません。
腕にナニか巻く、という行為が ナニかに拘束されているような
感覚を潜在的に抱くからじゃないかな…と、自己分析しています。
ナニか、とは 『時計』そのものではなく 『時間』です。

ウェアラブル端末 Apple Watch がいよいよ発売だそうです。
同じウェアラブル端末でもグーグル・グラスは頓挫したとのこと。
アップルは、よほどの自信があるのでしょう。
ただ
私としては、ネットにまで拘束されるのは、ちょっと無理かもね。

腕時計はしなくとも、早朝の太陽で体内時計が動きだす。
晴天の今日。スタートアップのウォーキングにて。

2015年3月7日土曜日

美しきもののみ機能的。丹下健三の建築

録画していた番組を、昨晩観ました。
先週末のBS1 『時代をプロヂュースした者たち・建築家 丹下健三』
(初めて購入したレコーダーは、たしかに便利。今まで損してたな。)

丹下健三氏は日本建築会の巨人。
氏の作品で主に紹介されていたのが、香川県庁舎、広島平和記念公園、
そして64年の東京五輪の会場として建築された、代々木体育館でした。

代々木体育館は、客席とコートに一体感のある内部空間と、明快な動線。
装飾ではなく、構造的整合性をそのまま表現したダイナミックな造形美。
だからこそ説得力があり、スポーツの躍動感をも表しているかのようです。


『美しきもののみ機能的である』‥番組の中の 丹下氏の言葉です。
『機能的なものこそ美しい』‥という ル・コルビジュエの言葉をなにか
おちょくったかのようにも思えます。
言葉とは、発した本人の意図とは別に、一人歩きしてしまうものですが
それも含めて、この2つの言葉のアヤに感じるところがあります。

公共的意味合いの強い建築。と 個人的嗜好による住宅建築。との違い。
丹下氏の言葉は主に前者のことであり、
ル・コルビジュエの言葉は、主に後者を指してるのではないのか‥、と。
同じ『建築』というカテゴリーの中、じつは両者は別の創作物なのかも
しれません。ときとして、そんな考え方を抱きます。
例えば、建築基準法に関してです。
(建築基準法は、ざっくり単体規定と集団規定とに、わかれるのですが。)
住宅建築では、単体規定の部分はもっと緩和されてもいいんじゃないか‥。
もちろん、これは、あくまで私の持論です。

住宅や集合住宅の仕事ばかりの私には、公共的建築に対しては俯瞰して
見ることができるのは、楽しいことでもあります。 建築オタクですね。
2020年の東京五輪のメイン会場となるべく、新国立競技場。
はたして 丹下建築に迫れるのでしょうや‥。

2015年3月5日木曜日

ブランドは製品のクゥオリティーから生まれるのでは。

東京ビックサイトで開催されていた『建築・建材展2015』からの帰り道。
ゆりかもめの駅から見える、すぐとなりの大きなビルのワンフロアー。
ワイドショーの中、お家騒動で揺れる大塚家具の有明ショールームです。
いまはもう社を離れていますが、同社でかなりの地位におられた知人から、
そういえば、むかし、ここで家具を購入したことを思い出しました。

株式上場する企業が経営者を決めるのは、株主総会であり家族会議じゃない。
TVにみる父と娘(じゃなく会長と社長)の会見合戦は、あまりに大人気ない。

もうひとつ。ピントが違ってるな、と思っているところがあります。

販売方法は、時代とともに変わることもあるでしょう。ネットの時代です。
ただ会社のブランドとは、その製品のクゥオリティーにあるはずです。
大塚家具のみなさん。なぜ自身の製品に対するプライドを示さないのか。

有明ショールームで購入した オットマン付きのリクライニング・チェア。
とても気に入ってます。ネコに少しやられちゃっても、それも風合いです。
永く付き合える家具は、いいですよ。

photo はゆりかもめの先頭車両から。

2015年3月1日日曜日

アカウント登録

お誘いメールをいただき、Linkedin といういうのに登録してみましたが、
正直、イマイチ ピンときていません。
米国では、公用と私用とで Facebookと使い分けてる人が多いとか。

現在、私がアカウントもっているSNSとして、他に twitter。そして
mixi Facebook Google+ には このblogがインポートされてます。
(GoogleのBloggerですので、G+には自動的に転写されてるようです。)

Facebook Google+ には それぞれ
屋号である“SOCIUS”としてのオフィシャル・ページもあります。

専門家として、主にQ&Aに対応しているWeb-Siteが All About ProFile
その他、建築家として登録しているWeb-Siteが、多数。
先日も、ベルリンのオンラインマガジンという、homify というところ
から掲載依頼があり、さきほど、登録だけはしたところ。

整理がつかないので、カード類はあまり持たないようにしてるのですが
アカウントだけは入り組んでしまっているようで、どうしたもんなのか‥
と 思いあぐねるところであります。