2014年11月9日日曜日

国際紛争の悲劇と喜劇

今日の Googleのトップページのロゴ。
ブランデンブルク門を背に、かつて存在したベルリンの壁の上に集う人々の姿。
25年前1989年の今日は、東西冷戦の象徴・ベルリンの壁崩壊の日とのことです。

二次大戦の敗戦国ドイツは
アメリカを中心の西側自由主義側と、東側共産主義の当時ソ連側とで領土が分断。
東ドイツに存在したベルリンは、西側・東側との境界は物理的に壁で仕切られた。
壁を超えようと数々の悲劇が起きたことに対し、礼を欠く物言いではありますが
自由な往来が出来ないよう 壁 で仕切っちゃうとは、じつに滑稽な所業でした。

1988年壁崩壊の前年。
西ドイツのボンから、列車で西ベルリンに向かいます。
車内で簡易的なビザが発給されると、列車は東ドイツ国内に入るのですが、その
車窓から垣間見えた東ドイツの風景に、思わず興奮してしまいました。
グレーにくすむレトロな街並に戦前を思わすクラシックカー‥ 映画のセットか?
まさに、映画『バック・ツー・ザ・フューチャー』リアル体験版であります。

東西を仕切る壁の検問所のひとつ、チェック・ポイント・チャーリーの西側には
『壁美術館』なるものがありました。人々が、どんな手段でこの壁を越えようと
試みてきたのか、ジオラマやイラストで紹介されています。
あるものは鳥人間と化し、あるものは荷物のトランクに身を隠し、双子の姉妹は
入れ替り作戦をし‥と 命がけの決行であったものが(‥いささか不謹慎な文言
をお許しいただきたい。) ギャグ に見えていました。

‥その ギャグ ということで括りますれば
昨日、米国CIAが『アルゴ』作戦の真相を公表、という記事が目にとまりました。
1979年イラン革命の最中、首都テヘランの米国大使館から脱出した大使館員を
救出すべく、ウソのハリウッドSF映画『アルゴ』の撮影クルーを仕立てて入国し、
6人の大使館員を無事救出した、という ホントかよ~? という実話のこと。
まんま『アルゴ』として、映画はアカデミー作品賞を受賞しました。
‥私も楽しみました。主演で監督のベン・アフレックは、名優なのか大根なのか
 よくわかんないとこが、よかった。おすすめ。
CIAの曰くは、映画や製作者に敬意を表しつつ、いくつかデフォルメはあっても
ホントにあったことだよ‥。 と、いっていることのようです。


争いは 悲惨で愚かしい。
愚かしさだけを見ていられるのは、身近な場面では平和を実感しているからです。
そのことを、忘れないでいたい。
悲劇ではなく、世界中に笑顔が溢れますように。

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