2012年11月29日木曜日

Websiteのデザイン と 龍安寺の石庭


iPad  を手に入れて3週間ほどたちました。
それまで、タブレットの勝手には いささか懐疑的でありましたが、
はたして馴染んでみると なるほどライフスタイルを変える勢いだ。
MacというPCでライフスタイルを変えた スティーブ・ジョブス氏。
最後のイノベーションが 脱・PC生活へ向わせるものであったとは
ちょっと なんとも。ですね。

この機に SOCIUSwebsite も 全面改訂へと作業中です。
じつは、SOCIUSwebsiteは 18年前(1994年)私自身でつくり、
自身で更新し続けたもの。恥ずかしながら、我流も我流のhtmlです。
応援の デジタル系外部スタッフのSくんに、CSSやら jQueryやら
レクチャー受けるも、あきまへん。SEの方の仕事、改めて感心です。

完全なオリジナル とは いかないまでも
CSS + HTMLのテンプレート集、ひとつなにか参考にしようと購入。
20種類以上のwebsiteのデザイン全て見おえると、クラっときました。
普段 目にしてるwebsite。その情報量たるや、じつはスゴイんだな。
コンテンツそのものの内容 や 画像だけじゃない。
デザイン要素 ‥造形、色彩、映像、ときとして音。
これだけの情報を一度に受け止めていながら、またそれに慣れっこに
なってしまっていることに 気がつきます。

なにか、おちついた簡素なデザイン。ないものか。
ふと 目にとまった 『日経アーキテクチュア』11-25 建築巡礼
『龍安寺の石庭』を特集しています。
自然の石や砂、ほうき目だけであらわされた 枯山水。 
静かで簡素な造形は、具象とも抽象ともとれ、見るものに問いかける。
建築もsiteも、こういった美意識を大切にしたいな。

記事では、龍安寺は 禅寺 とあります。
禅 といえば スティーブ・ジョブス氏。
Appleの製品も デザイン・操作性とも、こんな簡素を突詰めてます。
そこに浮かび上がる 情報量満載のwebsite

ちょっと なんとも。ですね。

photo はこちらから いただきました。



2012年11月28日水曜日

基礎型枠の施工


コンクリート型枠の職人さん が足りない‥。
いたるところで 耳にします。
バブル景気とその崩壊という 浮沈みを教訓として
当時の職人さんたちが ひっこんでしまったという。
 建築のデザインを志す学生さんたちよ
 この機にいちど、現場で仕事してみよう。
 勉強のほど、ヤバいよ。マジで。

この現場では
監督のHくんのコネクションで 職人さんが確保できた。
たまたま、彼はSOCIUS物件の施工管理を経験している
こともあり、私の方向性を理解してくれている。
 機能性をつきつめることが デザイン。
 美しさは コスト じゃない。
それゆえ 鋭い。 課題としてのこっていたディテール
にも道が見えてきた。


2012年11月26日月曜日

勝負ごと (これも、また。)


こほ×たて という民放のバラエティー番組
番組の評価がよく、勝負に参加した最先端の技術で、
就職希望者が殺到している企業もあると聞きました。

昨晩は ほんのすこしだけ 覗いてみますに。
コンクリート破砕材 vs  コンクリートが壊れない塗料
みたいな勝負 をしてました。

塗装でコンクリートが壊れない とは 
それはそれでスゴい技術だが、ほんとにスゴかったら
鉄筋コンクリート に 鉄筋は不要ということになる。
壊れない とは もちろん限界をもってのこと。

吸引力がおちない という あるメーカーの掃除機の
ふれこみもそう。ありえない。
100万年使い続けて、壊れないはずがない。
形あるものは かならず 壊れます。
だからこそ、もの は大切に使うべきなのでしょう。

NHK の スペシャル は
クジラ vs シャチ 大海原の決闘 
アリューシャン列島の海峡を舞台に壮大なストーリー。
クジラの親子も シャチたちも、お互いの生存をかけた
命のやりとり。ダイナミックな映像であった。

決闘といえども 自然界のバランス、生態系の輪廻の
中に位置づく出来事だと、気がつく。
クジラやシャチ それ以上の知能を進化させた人間も
また、その生態系の輪にいることを 意識できている
だろうか‥。わたしたち。
『進化が 進歩であるとはかぎらない。』
この夏 訪れた アクアマリンふくしま で目にした
展示コメント の一節が よぎりました。

2012年11月21日水曜日

配筋検査


今日は 地中梁の配筋検査 であった。
鉄筋のメンバー・本数。アンカーやガス圧接接合部 よし。
よくできた作業は、比較的 剪断補強筋のアバレも少なく
見た目にも きれいなケースが多い。

ガス圧接の箇所が多い。
接道条件から、長ものの鉄筋が搬入できなかった ためだ。
ボディーブローのようにコストをいじめる ひとつである。
ただ 皮肉なもので
圧接箇所は 鉄筋の毋材部分より強くなる。
骨折すると、治った箇所が逆に強くなるのと 似てますね。



2012年11月20日火曜日

桜流しをながして仕事を‥

宇多田ヒカルの 桜ながし 手に入れたばかりのiPad でDL。
私も ヒット に ひとやく。なにゆう 大ファンである。
スティーブ・ジョブス氏もiPad だか iPod にあったとゆう。

コブシがまわっているところがいい。お母さんゆずりかな。
忘年会にむけて 練習だ。

河瀬直美監督のPV 完全版は見られなくなってしまった。



2012年11月19日月曜日

ガラパゴス住宅 へ ようこそ。


最近 購読を再開した『日経アーキテクチュア』11-10号 
ぱらぱらと読み始めるに ちょっと違和感おぼえる記事 あり。
  日本のエコ住宅が負けた
 「ガラパゴス化」に世界が厳しい評価
世界各国の学生チームが、環境配慮型の住宅を実際建てて、性能を
競い合う国際大会。日本の学生チームは 18チーム中15位となり
ダメ出し通信簿 をくらってしまった、というもの。

審査項目 は 
建築計画 技術と施工 エネルギー効率 電気エネルギー支出等。
各項目ごとの採点も 記事では詳らかにしています。

わが国でも ここのところ
住宅性能評価や、それと少しリンクした長期優良住宅の優遇制度。
原発事故から、エネルギー消費の効率化に注目が集まったことで
住宅の物理的性能を数値化しようとする動きは、よく目にします。
もちろん、わるいことじゃない。
ただ基本。 住宅は 家電や自動車のような 工業製品ではない。
その地域特有の気候風土や敷地条件に基づく、オリジナルなもの。
数値や順位で評価できる部分は、住宅 の限られた一面でしょう。
また
生活というソフトを内包してこそ 住宅というハードがあります。
人間の健康でいえば、肉体と精神。完全にわけて考えられません。

ソーラー・デカスロン の評価でも
コミュニケーションと社会性 という ソフトの面の審査項目も
あるようですが、住宅展示場よろしく一カ所に整然と並べられた
建物を見比べて、その審査って どうなのかなあ‥。
学生さん達の 交流の場としては、よかったのかな。

たとえば
日本には 畳 という建材があります。
履物を脱いで食寝一体、フレキシブルな生活様式。これもまた文化。

すまい の ガラパゴス化。
ひとつこれも 結構なことじゃあ ないですか。

2012年11月17日土曜日

あさやけ


この朝 なぜか 朝やけが うつくしかった。
朝日に照らされた雲行きは 崩れる空模様を
予見していた はずなのに。


2012年11月16日金曜日

墨出し


捨てコンクリートへの墨出し 完了。
黄色いライン が 基礎梁
青いライン は 杭にからむベース。

杭の設置位置は 作業上どうしても
多少の施工誤差は避けられませんが、
それでも 許容の範囲内 でした。

いろいろ 障害 はつきものですが
自然と 解決がついていきます。 
計画段階で苦労したぶんでしょうか。



2012年11月15日木曜日

勝負ごと


W杯アジア最終予選 オマーン戦
本田選手 どうしたんだ‥と思いきや、やはり今朝の記事。
パス、シュート、トラップ の精度、素人目にもおちてた。
彼もまた人。それでも、最後まではずせないとこが存在感。

NHK/BSで観戦していたのだが
後半44分岡崎の決勝ゴール直後からの スタジアム雰囲気。
あれって ど〜よ。‥と、思うのは、日本人の感性だろうか。
あれほど熱気を帯びた自国への声援から、いっせいに出口へ
むかうオマーン・サポーター。以後は、公開練習の様相だ。
ロスタイムでの同点弾の可能性だって あっただろうに‥。
ちょっと ドライ すぎないかや。

民主党・野田代表 自民党・安倍総裁 の党首討論
政策や政治信条は まあ さておき。
昨日のリベート だけ を見れば 野田さんの圧勝だった。
安倍さん、そりゃあ、あんたのせいでしょ。が、すぎたな。

今月はじめまでおこなわれていた、米国の大統領選挙でも
両候補のTV討論での勝敗が、ひとつ影響するということで
こんな感じだったのでしょうか。

票の格差是正、議員の定数削減はもとより
blog、twitterでの選挙活動の解禁
資源を使い景観をよごす選挙ポスター、選挙カーの大音量。
これ、もすこしなんとか ならないかと 思ってます。

街は、クリスマス・ムードから 候補者名の連呼へかわる。


2012年11月14日水曜日

土工事・見えなくなるところも肝要


根伐(ねぎり)工事完了、捨てコンクリートを打設。
設置した鋼管杭の頭が見えます。基礎にからみます。

この 捨てコンとは ヤリカタで出したスミを再度
落とし込むためだけのもの。まさに 捨て ですが、
建物位置を正確にセットするには、どしても 必要。
捨てるものは ほんとは ない ということですね。

建築の写真でいえば、あまり美しくない情景ですが
施工としては
地下水や雨の影響もなく、スムーズに運んでいます。



2012年11月13日火曜日

ようやく Mobile Life

第四世代のiPadを購入。
ようやく タブレット・デヴュー です。

この タブレット なるものには、いささか懐疑的でしたが
きっかけのひとつは、住宅機器メーカー各社さんのカタログ。
事務所内のカタログの類いを整理、最新版のものにしようと
各社メーカーsiteにアクセスすると 電子版 のおおいこと。
ペーパーレス へ つきすすでいるわけですね。

Mac ユーザーながら スマホはAndroid。
iOS の勝手に、いまいち まだ慣れません。

加えて 難題。
まぁこれは、まえまえから承知はしていたことではりますが
当方のsite。iOS で見えないところがおおい。Flash です。
( ここだけは、ジョブスさん。恨みますぜ。)
iPhone/iPad の皆様には ご迷惑をおかけしてきております。
年内をメドに なんとかしようと 考えてます。

まずはひとつ、Mobile Life を享受してみます。





2012年11月12日月曜日

建築がうけつぐもの


昨晩のTV東京の番組『ソロモン流』
アレックス・カー氏の日本文化との関わりを紹介している。

氏の人柄、日本への慈しみに好感の持てるよい番組だった。
徳島県の、いはゆる限界集落の古民家を再生し、宿泊施設
として運営し村おこしとした、というストーリーでしたが、
テンキー式オートロック、 IHヒーター、床暖房‥ ときて
一瞬 ん! いやいや これは先入観だ。
新しい技術を取込むことで、古きを活かしてこそ、再生だ。
これも、ひとつの ありよう でしょうか。


建築士会の機関誌 『建築士』11月号
同潤会アパートの写真家・兼平雄樹氏のインタヴュー記事

あるアパートの撮影での、汚いところばかり撮りやがって!
の罵声から、実際に同潤会アパートに住むことを決意する。
内側の住民の目線から捉えた絵には、説得力がちがう。
インタヴュー後半の建替え問題の部分では、住民の方々の
複雑な心情にも触れてます。デリケートなところです。

建物が うけつぐものとは なに。
たとえば
表参道ヒルズも 同潤会・青山アパートの建替えであった。
安藤忠雄氏は、表参道の傾斜をもってして街を取り込んだ。
建物の高さを参道並木のそれとあわせて、景観をまもった。
 …防火区画等など規制をクリアさせたディテールの計画
  複雑な権利関係の調整など、実現までの努力、情熱に
  あたまが さがります。
これも、ひとつの ありよう でしょうか。


じつは わたしも
汚いところばかり撮りやがって! の 写真小僧のひとり。
どこかに コンプレックス があったところにもってきて、
兼平氏の記事に 冷や水をあびせられた気分でした。

すでに公開されてますが、恥をしのんで。


2012年11月8日木曜日

タニタ食堂でビックパフェ食べたい。ワイルドだろぉ?


流行語大賞のノミネート と見ると、年の瀬 を感じます。

大震災の翌年、オリンピックの年、ということでしょうか、
総じて ポジティブ な言葉が多いように思います。
個人的には、あれ?これどうゆう意味かな… と思わせる
言葉がすくない。だいたい 知ってる。
ネットの環境では 
ことば。とりわけ こういったワンフレーズの影響が強い
と感じてます。きっと わたしも どくされているのです。

ところで
暴走老人 とか、不認可 とか
田中大臣の発言は 間に合わなかったのかな?

2012年11月7日水曜日

なんでんかんでんなんでん?


環状七号線沿いの ラーメンの名店 なんでんかんでん 閉店と。
昨晩の環七、あのケバケバしい人物ネオン看板が かすんでいる。
こうなっては いちどは 食べておくんだった‥。
残念かな と思いきや、チェーン展開と。では いつかは 一食。

ある ラーメンの有名店
行列が絶えないほどに繁盛しているこのお店に 伝票 がない。
お客さんのオーダーを 客性係の店員さんが全て暗記している。
ひとつ オーダー、といったって
ラーメンの種類からトッピング 麺や汁 盛り方のあんばいまで‥
いや〜 すごいな、これも また名人芸。 と思っていたところ、
のちに聞くには 税務署対策 とのこと。
レジの残金 と 伝票 は ここでは合わないものなのでしょう。
繁盛店 ならではの 事情かな。

このお店。店舗を増やしたのを機に、味も落ちたな… と思ううち
見なく なりました。
どの ご商売も がんばるのは たいへん。
設計事務所だけでは ないか。

お昼どきに おもいました。

2012年11月6日火曜日

住いをつくること。土地をいかすこと。


エネルギー効率がよく 一年中 快適な空間。
工場の生産ラインで製造される 強固で均一な骨組み。‥

私は こういった
住宅メーカーさんのTVCMに、いささか違和感を覚えてます。
もちろん 省エネ性能や躯体の均一な強度を確保することは
大切なことです。それを実現している技術も、また すごい。

ただ
住いは 大量生産された工業製品でも家電でも ないはずです。
住いづくり は その土地をいかした一品生産であるべきです。

かりに。 ここで ちょっと大胆では ありますが、
住いづくりの主役を、建主 から 土地 に置き換えてみます。

たとえば 敷地が平坦でない傾斜した土地であったとしたら…
 傾斜を活かしたスキップフロアとして、高低差を楽しむ とか。
日当りがわるくても 時期で桜や花火が見える土地だったら‥
 大きな開口を設けて 借景として室内に取り込んでみる とか。

土地をいかす とは、わかりやすい例でいえば、こういうこと。
土地個々の特性によって その住いのあり方を きめてもいい。
かつては、気候風土の違いによって住いの工夫も違い、それが
地域ごとの個性を生んでいた時代も、あったことでしょうに。

技術が進歩することは すばらしいこと。
ただ、住いづくりのありかた、その原点は忘れないでいたいな。

2012年11月5日月曜日

杭工事で GO!



鋼管杭の設置工事。
工事全体の予算が決まっていますので 杭工事が必要な場合、
しょうじき、いつも その予算がおしい気がしてなりません。
ま、いたしかたなし。地盤の状況ですので。

杭の工法や金額は、建物の規模や杭長だけでは決まりません。
周囲の状況や接道から、重機や材料の搬入方法が影響します。
現場で形成する工法では とても無理 です。
一般的となった既製の鋼管による杭を 選択。
それも 5mのまんまでは搬入できず、3mと2mの鋼管を
現場で溶接して継ぐことしました。

溶接は水が天敵。明日は てるてる坊主 だな。




2012年11月4日日曜日

映画の日 ふたたび


『のぼうの城』が いまいち だった。
映画の製作には、たくさんの方々が かかわっておられるわけで
軽々しい批評はひかえますが、それでも、ちょっと‥という感じ。
登場人物の物語が突っ込み不足。特に敵役である 石田三成側の
存在感がかるい。大げさなCGは、逆に作品全体を小さくしてる。
TV局が製作ということで、DVD販売、TV放映というサイクルで、
子供を含め 万人うけ を考えたのでしょうか‥。

同じことが スター・ウォーズ の続編に心配なのであります。
少なくとも、普通に考えたら すでに敵役のダース・ベーダーは
登場しないわけですからね。

すこし らんぼうな 物言いかもしれませんが
万人うけする 作品 である必要があるのでしょうか。
TV局は 視聴率の低さから連続ドラマを打切ることがあります。
提供するスポンサーの意向もあるのでしょう。
ただ、低視聴率でも 是枝裕和監督の ゴーイング マイ ホーム、 
良質な連続ドラマです。スポンサーにも、好感がもてますね。

わたしも 集合住宅の計画をするときに 心がけてます。
かならずしも 万人うけする必要はない。
もちろん 奇をてらう つもりはありませんが
ただ、建物を気に入っていただいたテナントさんには、すえ長く
住みつづけていただくことを 願って つくります。

2012年11月3日土曜日

昇降機


エレベーターによる痛ましい事故が報道されています。
またしても、ヨーロッパの さるメーカー製。しかも
数年前の事故と同機種とのことです。


20数年前 ヨーロッパを旅してたときです。
ウイーンのある大学で、びっくりする エレベーター
(‥いや 昇降機 )を 見たことがあります。
壁に扉大の開口があり その中で プレートがたえず
昇っていて、そこに ひょいっ と飛び乗って上階へ
行くのです。となりには、その逆に下りの開口があり、
ひょいっ と 人が降りてくるのです。
いはば、ひとり乗りの観覧車。
(いちばん上にいっちゃったら どうなるんだろう?)

かたや
昇降するかご内に コインを立てても倒れないという
静動性の技術も わが国のメーカーにはあるとのこと。

時間のちがい、技術のちがい というより
意識のちがいを 感じます。
( この事故とは、一概に関連づけられませんが‥ )


商業地域など 容積率200%を超える敷地 においても
集合住宅の計画案を これまでにも提案してきました。
いくつかの計画案は、最大床面積を確保しつつ4階建て、
最高高さを10m以下におさえたもの。
日影規制等をかわすためとともに、エレベーターなどの
昇降機 を 設置しないですむようにです。

エレベーター は 機械です。
安全への配慮と共に、ランニング・コストも掛かります。
関連業者さんには恐縮ですが、極力 なくてすむように‥。
これも ひとつの エコ思想 ということでしょう。

2012年11月2日金曜日

映画の日


『スター・ウォーズ』の 続編がつくられることになった、と。
ルーカス氏が権利をディズニー社に手渡す、というかたちだが
肖像権などの管理には厳しいディズニー社なら、間違いはない。
ルーカス氏の実質的な引退は残念ではあるけれど、氏としては
安堵の日常を手に入れたのかもしれない。

『スター・ウォーズ』のシリーズには 見所の側面がおおい。
当初のシリーズでは ハリソン・フォード
episodo1からは ナタリー・ポートマン と
スターを産み出してきた、という 歴史もある。
黒沢明の作品に多大に影響を受けているルーカス氏は はじめ
オビ・ワン・ケノービ の役を 三船敏郎氏にオファーするも
子供の映画。と一蹴された、という逸話を 聞いたことがある。
本当だったとしたら、かなり もったいなかった。
日本人俳優のハリウッドで活躍するチャンスが、もっともっと
増えていたであろうに。

『スター・ウォーズ』の続編には
特殊効果だけの うすっぺらな冒険活劇でおわってほしくない。
これまでのイメージを壊さないでほしい。思われる方多いはず。
シリーズの続編をつる、とは なるほど難しいことである。
そう思うと 寅さんの『男はつらいよ』シリーズのすごいこと。
メッセージ が ぶれていない。
山田洋次監督 文化勲章ものだ。

昨日は 映画の日。
わたしは 日本のスター 高倉健さんの映画を観ました。