2011年5月19日木曜日

お茶の間からみる家族像

震災や原発事故の暗い話題にくわえ、芸能人の方の訃報も目につく。
知合いでなくとも TVでお馴染みの顔となると、やはりさみしい。
心の中で 手を合わせます。

俳優の 児玉清さん は
むかしのTVドラマ 山田太一さんの 想い出づくり が印象的だ。
身勝手な振舞いの一人娘に翻弄する父親役だったと おぼえている。
私は当時アムステルダムでステイしていたお宅で、このドラマの再
放送を見ていた。(なんとも不思議。オランダのドラマに見えた。)
昨年の大河ドラマ 龍馬のおとうさん役も 印象にある。
気品とやさしさを感じさせる 理想のおとうさん といえるかな。

ちょうど 先日 亡くなられた
田中好子さん が 理想のおかあさん といわれたのと対象的だ。

こういった理想像というのは、ドラマを発信する側からの一方的な
イメージだと捉えると あまり気持ちのいいものではないけれど、
世相が求めてる偶像を表現した、ともみてとれる。

つぎの、いまの世相の 理想のおとうさん とは
イクメン男子 ということ なのかな。